平成20年度 県西審判部伝達講習会報告
県西支部審判部長   宮 川  嵩 
 日 時   平成21年3月1日(日) 8:45〜16:30   
 会 場   所沢市市営体育館(スポーツアリーナ)
※来 賓 県西支部高橋会長様、本橋副会長様、荻野競技部長様、磯谷総務部長様
      所沢協会藤本副会長様、栗原副会長様、柏崎理事長様
※ご協力頂いたチーム及び選手の方々
     青木監督以下山口クラブの選手の方々、糀谷ソフトクラブのバッリーの方々、
     ロックチームのバッテリーの方々、高校女子2名の方々 多くの所沢協会の方々
※受講者 20協会(欠席2協会) 97名参加
※磯谷総務部長様の司会により開講式が開催されました。
 ・はじめに高橋県西支部会長様より
  昨年のご協力に対するお礼の言葉、今年も多くの大会があります。
  健康第一でご協力をお願いしますとご挨拶を頂きました。
 ・続きまして所沢協会の藤本副会長様より
  田中所沢会長様が体調を崩され、藤本副会長様が会長のメッセージをお伝え頂きました。
 ・続きまして永井県審判委員長より
  今年の日ソ協のスローガン『いつでも、どこでも、誰でも』が発表されました。
  また、昨年のご協力に対するお礼、特に埼玉県で行われたインターハイが無事に終了することが
  出来たことのお礼、今年一年間のご協力依頼、日本女子リーグ開幕戦が西武ドームで行われ、
  岡野秀子さんが帯同審判員として出ますので見に行って欲しいと挨拶を頂きました。
 ・県西審判部長として、日ソ協、関ソ協、県と伝達されたことを一生懸命伝達させて頂きますので
  皆さんもしっかり研修されて地元協会に帰られましたら、全員の方々に漏れの無いように寸分の
  狂いも無く伝達して頂きたいと思います。
  また、審判員は公平で正確な判定をすることが第一です。健康でなければ正しい判定は出来ません。
  どうぞ健康管理には十分気をつけるとともに、交通事故、特に酒酔い運転は絶対しないで下さい。
  一年間、健康で、楽しく審判活動が出来ますよう宜しくお願いします。
 ・講師紹介
  (1)ルール担当 杉谷副部長 (2)必携担当 秋葉副部長 (3)事例担当 石田副部長
  (4)準備運動担当 大塚指導員 (5)基本動作説明担当 岡野指導副主任 モデル 太田指導員
  (6)投球判定 @内藤指導員 A西嶋指導員 B大塚指導員 C村田正之指導員 
            D村田修指導員 E山崎指導員
  (7)フォーメーション 総括 榎本副部長
  (8)球審担当 岡野指導員 1塁担当 太田指導員 2塁担当 金井指導主任 3塁担当 大塚指導員
 ・榎本副審判部長より本日の予定を担当者を含めて発表されました。
 ・本間所沢協会審判部長よりアリーナ使用上の諸注意が発表されました。
 ・磯谷総務部長様のスムーズな司会により開講式が終了致しました。
 ・続きまして、杉谷副部長によりルールの追加、訂正、抹消等について伝達が行われました。
  主な内容
  1.バットのノブ側に名前を彫ったり刻んだりすることは良いが、先端部分は違反になります。
  2.プレイヤーのマナーについて、チームのメンバーが競技場内(ベンチ内を含む)で喫煙をしては
    ならない。
    今までも競技注意事項で規制されていたが、守れない選手が居る為ルールブックに記載された。
  3.違反とペナルティについて
   (1)最初の違反には、違反者に警告を与える。
   (2)2回目の違反、もしくは1回目の違反が重大なものであると審判員が判断した時は、違反者は
     退場になる。
 ・続きまして、秋葉副部長により必携の変更された事項について伝達が行われました。
  主な内容
  1.マスクをつける時は捕手席の横で打者の反対側でつける。
  2.ホームプレートを掃く時は、打者の反対側から入り、投手を背にして掃く。
  3.際どいストライクのときは、構えたまま、大きな声でストライクとコールしてからゼスチュアを大きく行う。
 ・続きまして、石田副部長より事例について説明が行われた。
  主な内容
  1.振り逃げが出来ないケース(無死、1死で1塁に走者が居る時)
  ●ア.既にアウトになった打者走者が一塁に走って、捕手の送球が打者走者に当るなどして
      他の走者に対するプレイを妨害した時
    @ボールデッド
    A打者は第3ストライクルールによりアウト
    B本塁に最も近い走者がアウトになる
    C他の走者は、妨害発生時に占めていた塁に戻す
  ●イ.既にアウトになった打者走者が一塁に走って、捕手の送球が当たらなかった場合
    @ボールインプレイ
    A打者は第3ストライクルールによりアウト
    B他の全てのプレイは成立する
 (注)第3ストライクルールの状況において、試合中の混乱を避けるために、打者か゜一塁に走ろうと
    した時、球審は打者を指さしてアウトを宣告する。
    打者がベンチに直接向かおうとした時はアウトを宣告する必要は無い。
  2.打者がボールカウントを間違えて一塁に走ることで、捕手の一塁への送球を誘発した場合
  ●ア.塁に走者が居る時、一塁に走った打者に捕手の送球が当たるなどして、他の走者に対する
    プレイの妨害となった場合
   @ボールデッド
   A打者アウト
   B各走者妨害発生時占めていた塁に戻す
  ●イ.走者が塁に居る時、捕手の送球が打者に当たらなかった場合
   @ボールインプレイ
   A打者は打撃を継続する
   B他の全てのプレイは成立する
  3.無走者の時、捕手が送球して打者に当たった場合、当たらなかった場合とも
   @ボールデッド
   A打者にワンボールが宣告される。
 (注)守備側のチームに正しいルールの知識を持っていることは、自分たちの責任である。
 ・午後は隣接の市民球場にて実技講習を行いました。
 ・大塚指導員による準備運動
 ・続いて岡野指導副主任が説明し、太田指導員がモデルになり基本動作の確認を行いました。
  @マスクのつけ方
  A球審の構え、コール(構えたままでコールして、その後ゼスチュアをする)
  B塁審の構え(走者がいない時、走者が居る時、プレイを見る時)
   それぞれ形とゼスチュアの確認を繰り返し行った。
 ・続いて投球判定を6グループに分かれて行った。
  1組三人で、一人は正規球審、一人はアウトコースを専門に、一人は高低を専門に同時に判定し、
  1組5球判定し交代、アウトコース担当が正規球審に、高低担当がアウトコース担当に、新しい人が
  高低担当とローティションを行って研修した。
 ・続いて、岡野指導副主任より球審の注意事項の説明、太田指導員により1塁々審の注意事項説明
  金井指導主任により2塁々審の注意事項説明、大塚指導員より3塁々審の注意事項の説明を行った。
 ・続いてフォーメーションの研修を行った。
  1番は球審、2番は球審のスタンバイ、3番は1塁々審、4番は2塁々審、5番は3塁々審、6番からは
  3塁側で待機して、順番に3塁々審から入ってもらう方式で行いました。
 ※選手の皆さんには一生懸命最後まで真剣にご協力頂き本当にありがとうございました。
  お陰をもちまして充実した研修が出来たと思います。
   これも一重に所沢協会の柏崎理事長様を中心に役員の方々のチームワークと本間審判部長
  ならびに審判員皆様方のお陰と深く感謝申し上げます。
  本当に皆様ありがとうございました。
 
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